海外旅行にトラブルはつきもの!海外旅行保険は必要か否か



海外旅行保険とは

 

 

海外旅行と海外旅行保険は切っても切れない関係にあります。海外旅行保険は、渡航先における病気、怪我の治療費用、他人の物品を壊した場合や怪我を負わせた場合の賠償、携行品の破損や盗難など、いろいろな補償をするための保険です。

 

それ以外にも飛行機の欠航、遅延によって生じた宿泊費、食事代の保障、飛行機に積んだ荷物が行方不明になった場合の補償、更には、旅行中に急いで帰国しなければならない場合の費用を補償する契約もあります。

 

海外旅行では、このように予想できない問題が発生する可能性があるわけで、安心して海外旅行を楽しもうと思えば、やはり海外旅行保険には加入した方がいいと思います。

 

そう言えば、海外旅行で事件に巻き込まれるというニュースもしばしば見聞きします。昔と違って海外旅行は手頃な価格になってきており、高級な国内旅行よりも安かったりします。

 

「出入国管理統計 統計表(法務省2015年)」によれば、平成27年の日本人出国者数は1,621万人にもなっています。海外の場合、日本国内と比較すれば治安面でもかなりの違いがあり、旅行先でのトラブルが増加傾向にあるのは仕方がないのかもしれません。

 

「2015年度 海外旅行保険事故データ」(ジェイアイ傷害火災保険)の調査では、海外旅行者の28人に1人が何らかの事故に遭っているとしています。最も事故件数として多いのは「治療、救援費用」で49.0%です。次が「携行品損害」の32.5%、「旅行事故緊急費用」13.9%と続いています。この3項目で全体の95.4%を占めています。