海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険の主な補償内容例を挙げておきます。「傷害・疾病治療費用」は、旅行先での怪我、病気の治療費等の補償。
①「傷害死亡・後遺障害」は、旅行中の怪我によって死亡した場合、後遺障害が残った場合の補償。「疾病死亡」は、旅行中の病気によって死亡した場合の補償。
②「救援者費用」は、旅行中の怪我、病気で入院し、現地に家族が来た場合の費用補償。
③「賠償責任」は、旅行中に過失で他人に怪我を負わせた、他人の物を壊したなどで、法律上で賠償責任を負った場合の補償。
④「携行品損害」は、旅行中に持ち物が盗難に遭ったり、壊れたりした場合の補償。
⑤「航空機遅延費用」は、航空機が遅れ、予定外の宿泊代や食事代が発生した場合の補償。
「航空機寄託手荷物遅延等費用」は、航空会社に預けた手荷物の受け取りが遅れたことで、着替えなどを購入した場合の補償。
こうした項目が主な海外旅行保険の補償内容となりますが、外務省のホームページでも、海外旅行保険への加入が推奨されています。つまり、海外旅行先では、それだけ何かトラブルに巻き込まれる可能性が考えられるからではないでしょうか。
案外誰もが「自分だけは大丈夫」と思いがちです。万全の注意を払っているつもりかもしれませんが、渡航先の治安や風土はいろいろで、思わぬ事故、トラブルに巻き込まれてしまう可能性は否定できません。
また、日頃は健康に問題がない場合でも、食事や風土の違いなどにより、予測していなかった病気になることもあります。日本国内では自己負担額が医療費の3割負担で済みますが、そういう訳にはいきません。旅行先では治療内容によりますが、治療費が何十万円といった高額になるケースもしばしばあります。